6月15日、梅雨の晴れ間、
みんなでじゃがいも掘りに行きました。
園から歩いて15分。じゃがいも畑に着きました。
「このツルを引っ張るんよ。一緒にしよう」
年長さんがじゃがいも掘りが初めての年少さんに掘り方を教えています。
「うんとこしょ、どっこいしょ!」
自然と力が入るこの掛け声。
スッポーン!
「わあ、3つもついとる」
「おいもはこの土の下にもありそう」
「一緒に掘ろう」
友達と協力する喜びを味わいながらじゃがいも掘りは行われます。
必死な様子がこの後姿からうかがわれます。
「見えてきた見えてきた」「もうすぐや」
にじむ汗をぬぐいながら、諦めることなく掘り進めて…
「見て、掘れたよ!」
収穫できた喜びと達成感が表情に表れています。
手からこぼれんばかり!
「こんなにいっぱい掘ったんよ」
小さな小さな赤ちゃんじゃがいももありました。
赤ちゃんじゃがいももあれば、こちらは赤ちゃんバッタ。
「見て、かわいいよ」「えっ、見せて見せて」
そしてこちらは、アマガエル。
こうした生き物に出会えるのもじゃがいも掘りの楽しみのひとつです。
かごいっぱいのおいもに大収穫を実感します。
川に手を浸して…
「あー、つめたくて気持ちいい」
トラックに積んで幼稚園に持って帰ったじゃがいも。
袋に入れておうちに持って帰ります。
早速次の日、「カレーにじゃがいも入れてくれたよ」「私はフライドポテトよ」
「ぼくは肉じゃがだよ。ホクホクでおいしかったよ」と教えてくれました。
後日、園ではお鍋で湯がいて食べました。
「いただきます」「ホクホク、おいしいね」
味付けは塩だけなので、よりじゃがいものうまみを感じることができました。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004