6月の園内の様子です。
梅雨に入ったら雨ばかり。
ならば雨を楽しもう。
絵を描いた画用紙の上に雨つぶぽたぽた。
美しいにじみ絵ができました。
ある雨の日、園庭にパッと傘のお花が咲きました。
雨の園庭を散歩します。
パラパラと傘に降る雨音を楽しみながら…
「あれ、雨の音がしなくなった」「そうか、藤棚の木が屋根になっていたんやね」
雨の日ならではの発見があります。
年長さんが5月に植えたきゅうり。
毎日、お水をやったり、不要な葉や草を抜いたりと丹精込めてお世話をしました。
黄色いお花が咲いたあと…
「あ、きゅうりの赤ちゃん」
…と、思ったらみるみる成長をして一気に太りました。
「やったー、きゅうりができた!」
はさみでちょきんと収穫です。
みんなの注目を一身に浴びて、ざくざくとんとん!
「わあ、きゅうりのにおいがしてきたあ」
みずみずしく輝いています。
「わあ、おいしそう」
「いただきまーす」「うん、おいしい!」
自分達で植え育てたきゅうりのおいしさは言うまでもないでしょう。
食べ終わって再びきゅうりの木を見ていると…
「見て見て、きゅうりの赤ちゃん発見」「また食べれるね」
「早く大きく育ってね」
どろんこいっぱい、水たまりがいっぱい。
雨上がりの園庭は最高の遊び場です。
「ぼくたち、カップケーキをつくっているよ」
お絵かきを楽しむ年中さん。
ぐるぐる円を描いたり、ちょんちょん絵の具を垂らしたり…
みんな自由闊達に絵筆を走らせ、素敵な絵がいっぱいできています。
年少さんはあじさいを製作中。
画用紙をはさみで切ってのりで貼ったらできあがり。
父の日が近づいて感謝の想いを込めて、各学年おとうさんへのプレゼントをつくっています。
「おとうさんの絵を描いてみよう」
「ぼくのおとうさんはメガネをかけているよ」「わたしのおとうさんはやさしいよ」
年長さんは粘土で小物いれをつくっています。
形ができたら色を塗ります。「何色で塗ろうかな?」
「ぼくは夕方が好きだから、オレンジ色に塗るんだ」
「できた!」「おとうさん喜んでくれるといいな」
十人十色、個性いっぱいの小物いれが出来上がりました。
「うちのくまさん、風邪ひいたからおでこを冷やして寝かせているの」
「カプラ、どこまで積めるかな?」
こちらでも積木を根気よく積んでいます。
道路が延びて、ホテルができて、動物園もできて…
年長さんになると、より深い社会経験が積木で表現されています。
昆虫だいすき、みどりっ子。
画用紙で木を作って、そこにとまるかぶとむしを作り…
「そうだ、おりがみでセミもつくろうっと!」と製作にも夏の兆し。
保護者の方からグッピーをいただきホールで飼い始めました。
すいすいと気持ちよさそうに泳ぐ様に釘づけです。
クレヨンで縞々を塗って、内側に織り、その上に鉛筆で絵を描き開くと…
「ほ〜ら、にじいろの絵が描けたよ」
自由画帳を開いて・・・「絵を描こう」
「ぼくは字を書いてみよう」
「おうちにヤモリがおったけん持ってきたよ」
「ねえねえ、わたしもいれて」「はい、どうぞ」
「息を吹いたら…」「ふくらんだ!」
みんな楽しみのお帰り前の時間。
お歌を歌ったり、手遊びをしたり、読み聞かせをしたり…
「今日はカエルのお話ですよ」と、紙芝居が始まりました。
友達と一緒にハラハラしたり笑ったり…
クラスみんなでお話の世界を旅できるのは集団生活ならではの体験です。
じゃがいも掘りで掘って帰ったミニじゃがいもに絵の具をつけて、
画用紙の上をコロコロ転がせ、模様を楽しみます。
偶然からできる思わぬ模様にみんな夢中です。
雨の日はデッキがいい遊び場です。
この日は輪投げで盛り上がっていました。
う〜ん、それにしても毎日雨ばっかり。
そんな時はてるてるぼうずがいいですね。
今年も今治海上保安部さんによる「海洋環境教室」がありました。
「海上保安部ってなにしているの?」「私達は海の安全を守る仕事をしています」
青い海を未来に残すために、色々なことを教わりました。
ライフジャケットの着用体験もありました。
「助けを呼ぶための笛もついているから吹いてごらん」
子ども達からの「うみまるくーん!」の呼び声に登場した海上保安の
マスコットボーイ、うみまるくん。
「うみまるくん、だいすき!」
最後に、海やプールで泳ぐときは大人と一緒に行くことをお約束しました。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004