「秋の味覚、栗を拾いに・・・（年中編）」みどり幼稚園ホームページ＜愛媛県今治市＞

１０月１２日、

年長さんに引き続き、年中さんも栗拾いに行きました。

バスに揺られて約１５分、玉川町までやってきました。

今日は気持ちのいい秋晴れです。

細い山道を栗山目指して分け入ります。

「わあ、栗がいっぱい落ちてる！」

「さあ、とるぞ」

店頭で売られている栗しか見たことない子は、
こんなに鋭いイガに包まれていることにびっくりします。

実体験ならではの驚きや発見・不思議があります。

「ねえねえおじちゃん、どうやってとるの？」

「やったー、とれた！」

容易には取りだせないだけに、収穫できた時の感動は大きいもの。

「手にいっぱい」

「ほ～ら、かごいっぱいになったよー」秋の恵みに感謝です。

「わー！見て見て」「あれ、写真撮ってー」

…と、子どもが指差した先には…

日を浴びてカナヘビがのんびり木の幹をお散歩中。

「こんなに太いミミズ、見つけたよ」「うわ、ぼくにも見せて見せて」

シーボルトミミズでしょうか？
園庭では出会うことのできない生き物たちとの遭遇に大喜び。

もうすぐ、おひる。

山を下ってお弁当を食べましょう。

「いただきまーす！」

大自然に抱かれて、愛情のこもったお弁当にみんなとても幸せそう。

「こっちに来て」「お水がいっぱい」

「なにかいないかなあ」

「ちょっとさわってみよう」

ちょんと指先で水面を触れると…

「わあ、きれいー」
波紋が幾重にも輪を描き広がりました。

小さな発見と感動を味わえるのが園外保育の醍醐味です。

幼稚園に帰る時間になりました。

山のおじさんに、お礼とお別れを言って帰ります。

そして次の日…

ぐつぐつ湯がいて子ども達のお口の中へ。

「ぼくたちがとってきた栗だよ」と年少さんや年長さんにもおすそ分け。

栗とともに美しく咲くすすきも頂いて帰りました。