寒い冬のお楽しみ・・・
それはレモンの収穫です。
「畑の木にレモンがいっぱいできましたよ」
てくてく歩いて畑を目指そう。
「あっ、通行止めの看板!」
そんな時は、回り道。
狭い路地はちょっとわくわく。
短い距離でしたが、発見もありました。
ふくらんだつぼみに、椿の花。「春、もうすぐかな?」
「見て、山が白い」
遠くの山はうっすら雪化粧。
春はもう少し先のようです。
「いっぱいとれるかな」
「レモンの木はこの奥ですよ」
「あった、あった!」
形や色はあまりよくありませんが、無農薬で育てたレモンです。
「どれにしようかな」「よし、これだ」
くるくるまわして収穫します。
「みかん狩りみたいやね」
「ほ〜ら、とれたよ」
鼻を近づけると…「いいにおい」
ちょっとここで豆知識。みなさんご存知でしたか?
愛媛県はレモンの収穫量全国第2位!ちなみに1位は広島県。
温暖な瀬戸内はレモンの名産地なんですね。
どっさり、大収穫!
さあ、持って帰ったレモンで何を作るかと言いますと…
レモネードです。
レモンを洗って、包丁で輪切りに…
ざくっ、ざくっ!
切ったあと、手をにおうと「いいにおい〜」
「友達にもにおわせてあげようっと」
「できましたよ!飲みたい子はコップを持っておいで」
「はい、どうぞ」
「いただきます」「わあ、あたたかい」
ビタミンたっぷりだから、風邪予防にもいいですね。
うさぎぐみさんにも大好評。
かわって別の日…
幼稚園にもレモンの木はあるんですよ。
「いっぱいできたから、とろう」
背伸びをして…
かご、いっぱいになりました。
「とれたてレモンで作ったレモネードはいかがですかー」
「先生、おいしい!」
残ったレモンも食べてみよう。
「わあ、すっぱい!」
「でも、おいしい」と言いながら何個も食べる子もいました。
温かいレモネードに、身も心もほっこりした冬の一日でした。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004