6月下旬、
年長さんがカレーライスを作りました。
「あと○日したらカレーライス作りやね」と
楽しみに待っていた今日の日!
朝、お隣のスーパーでお買い物。
「買うものは…」
「にんじん、たまねぎ、ぶたにく、カレールー」
まずは野菜売り場へ。
「にんじんは3本、たまねぎは7個、そろったかな」
「わあ、バナナもおいしそう」
つい、隣りのフルーツにも目がいきます。
「お肉はどこかな」「あった、あった!」
「ぶたにくはこれや」
「最後にカレールー」
「辛口はからいけん、甘口にしよう」
「重たくなった!」
ピッピッ♪とレジを通っていく様子を見るのがまた楽しい。
「○○円です」
お金を数えるのに戸惑っているとお店の人が指を使いながら親切に教えてくれました。
バッグに入れてお買い物は無事終了!
園に帰って、野菜を洗います。
じゃがいもはじゃがいも掘りで掘ってきたものを使いますよ。
「テーブルを外に出そう」
園庭の木の下にて、カレーライス作りスタートです!
「まず始めに、ピーラーを使って野菜の皮をむきましょう」
手を切らないように・・・みんなの表情は真剣そのもの。
「ぼく、おうちで練習してきたよ」
「ほら、できた!」
「一緒に玉ねぎの皮をむこう」
玉ねぎの皮をむいたら、つるつるぴかぴか、とってもきれい。
そしたら、次は包丁で野菜を切りましょう。
保育者やお手伝いのお母さんの指南を受けながら…
しっかり握って、しっかり押さえて。
しくしく…
どうやら玉ねぎの涙攻撃を受けたようです。
カレーライス作りは楽しいけれど、なかなか大変。
お鍋に野菜を入れるとジュージュージュー!
炒めたら、お水を注ぎます。
「おいしくなあれ」とみんなでおまじないをかけます。
「ぐつぐつ煮ましょー♪」
「カレーライスのうた」も振りつきで歌いながら…
ふたを開けると…
「わあ、ぐつぐつやあ」「歌とおんなじやね」
いよいよカレールーの投入です。
湯気を上げぐつぐつ茹っているから、恐る恐る。
「そ〜っと低いところから…」
「う〜ん、おいしそう」「早く食べたいな」
いいにおいに誘われ、年少さんがやってきました。
「ねえねえ、何しよん?」「カレーライスを作りよるんよ」「わあ、いいなあ」
ルーを入れたらもう少し煮込みましょう。
ちょっと絵本タイム。
まつぐみとたけぐみは、5月に植えていたきゅうりが
ちょうど太ったので収穫し、付け合せにすることにしました。
「ほ〜ら、とれたよ!」
ざくっざくっ♪
プ〜ンときゅうりのいいにおい。
みずみずしく光っています。
さあ、そろそろ完成でしょうか?
ここはひとつ担任が代表して味見を。
「わあ、先生だけずる〜い」と言いながらもみんな笑顔で注目です。
「うん、おいしい。できあがりです!」「やったー!」
今日はケヤキの下がカレーレストランです。
お母さん達によそってもらいましょう。
じゃがいも多めを希望したり、大盛りを希望したり…
福神漬けやらっきょう、きゅうりはお好みで。
おうちで食べたことない子もどんな味か試してみようとする姿もありました。
「いっただきまーす!」
「あ〜、おいしい」
みんなで協力して作ったカレーは絶品です。
「ごちそうさまでした」
その日の帰りには「またお家でもカレー作ってみる!」
と言う声もたくさん聞こえてきましたよ。
copyright©Midori Kindergarten,Ehime,Japan 2004