豊かな人間性の素地を育てる・学校法人みどり幼稚園


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栗拾いで実りの秋を満喫!


卒園児のおじいちゃんより

「栗を拾いに来ませんか?」

と、ありがたいお誘いを受けました。



・・・というわけで、
9月25日、
年長さんが栗拾いへ。



目指すは玉川町の山の中。



こちらの広場でバスを降ります。



「栗はどこ?」
「もう少し坂を登ったところですよ」



木漏れ日がきらきら光って
きれいですね。



鳥のさえずりも
心地よく響きます。





清々しい空気に包まれた坂道。





「かごいっぱいにとれるといいな!」



「サルって栗が好きなんよね」
「全部食べられていたらどうしよう」



こんな会話も聞こえてきました。



坂道を上がったところで
このお山を管理されている方々が
笑顔で待ってくれていました。



「よろしくお願いします!」
と、ごあいさつ。



さあ、栗拾いを始めましょう。



斜面には、
たくさんの栗が落ちています。



「チクチクがいっぱい」「いたそう」


はじめて見る子はびっくりです。




「この栗はどこからきたのかな?」
と、上を見上げたら・・・



「わあ!」


「この木から落ちてきたんやね」


鋭いイガに包まれた栗。



「どうやって取り出そうかな?」



「足でやってみよう」「わたしも手伝うよ」


「あっ、ひらいた」「やったー、とれた!」




みんなで知恵を絞り、
協力し合う姿が素敵です。





おじさんにも助けてもらいながら・・・





イガが刺さらないように
気を付けて。





「ほ〜ら!」



奮闘の末、手中におさめた栗。


みんな達成感に満ちたいい表情をしています。




宝物を取り出したかのようです!




つやつや光っておいしそうでしょ?




取り出した栗は、かごの中へ。



「虫が食べてしまった
栗はのけましょうね」



「え?どうやって?」



「こうして水の中に入れて・・・」



「浮かんできたものが虫が食べた栗ですよ」




かごいっぱいに収穫できました。


大満足の笑顔で山を下ります。



このような自然体験が、
原体験としてずっと心に
残ってくれることを願っています。



持って帰った栗は・・・



園で湯がいて食べました!



「うん、おいしい!」


ほくほく甘い栗に大喜び。


おいしいものは、
みんなに分けてあげましょう。



おすそ分けをしてもらった
年中・年少・きりんぐみさんも
おいしそうにほおばっています。





今回の体験を通して、自然への畏敬の念、
仲間と協力することの楽しさ、
自らの手で収穫したものを食べる喜びなど、
たくさんのことを感じ学んだ子どもたちでした。



おや?



廊下に飾ったイガ栗に興味津々の
きりんぐみさん。











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